住宅ローンの借り換えには何日かかる?日数を短縮する方法を紹介

住宅ローンの借り換えは、返済額を大きく減らせる可能性がある節約方法です。しかし、借り換えを思い立っても、今日すぐに借り換えられるわけではありません。住宅ローンは金額の大きな借り入れなので、審査が必要だからです。

この記事では、住宅ローンの借り換えにはどれくらいの日数が必要なのかを解説し、日数を短縮させる方法を紹介していきます。

住宅ローンの借り換えにかかる平均的な日数

住宅ローンの借り換えにかかる日数は金融機関によっても差がありますが、一般的には1ヶ月から2ヶ月程度です。これだけの日数がかかる一番の理由は、審査があるためです。

住宅ローンの審査には、仮審査(事前審査)と本審査があります。仮審査の結果が出るのは数日から1週間程度です。早いところであれば、即日回答を出すところもあります。

時間がかかるのは本審査の方で、多くの金融機関では2~3週間くらいかかりますが、場合によっては1ヶ月以上かかることもあります。

本審査にさらに時間がかかってしまうケース

本審査がさらに長引いてしまう理由として、次のようなケースが挙げられます。

審査申し込みが多い

1月から3月にかけては、住宅ローンの申し込みが増える時期で審査にも時間がかかります。入学や進学、就職や転職などの人生の節目を機に住宅を購入する人が多いためです。

審査件数が多くなれば、審査結果が出るのが遅くなるのも当然ですね。

書類の不備がある

住宅ローンの審査には様々な種類の書類提出が求められますが、提出書類に不備があれば審査はストップします。特に書類のやり取りを郵送で行っていると、書類の訂正や追加提出のたびに1週間以上かかることも珍しくありません。

仮審査の情報と異なる

本審査で提出した情報が仮審査のときの情報が異なると、本審査にかかる時間が長くなる可能性があります。

仮審査から本審査までの期間に、転職をしたり、新たなローンを組んだりするようなケースです。場合によっては、追加での書類提出が求められる可能性もあります。

信用情報に問題がある

住宅ローンは貸し倒れリスクが低い商品なので、金融機関としては可能な限り融資をしたいはずです。とはいえ、信用情報に傷が付いている人への貸し出しは慎重にならざるを得ません。

信用情報に問題があると、住宅ローンを貸し出しても大丈夫かどうか判断するのに時間がかかり、審査結果が出るのが遅くなることもあります。

住宅ローンの借り換えに日数がかかることのデメリット

住宅ローンの借り換えに日数がかかると、次のようなデメリットがあります。

適用金利が変わる

住宅ローンの金利は毎月見直されています。月末に翌月の金利を決めて、その金利を翌月1日から適用する金融機関がほとんどです。

借り換えに日数がかかると、審査に通っても希望していた金利で融資を受けられなくなる可能性が高くなります。金利が下がる分にはいいかもしれませんが、金利動向によっては上がってしまうので注意が必要です。

借り換えへの意欲が下がる

借り換えに時間がかかると、面倒くさくなってきて、借り換えをしたい気持ちが失せてくることも考えられます。審査結果が出るまで長いこと待たされた挙句、審査に落ちてしまうとなおさらです。

手続きを面倒くさがるのは、どちらかと言えば男性の方が多いように感じます。奥様が借り換えを望んでも、ご主人の意欲が下がって借り換えができなくなることもあるかもしれません。

住宅ローンの借り換えの日数を短縮する方法

住宅ローンを借り換えるなら、できるかぎり短期間で行いたいところです。金融機関の審査をせかすことはできませんが、住宅ローンの申請者側にできる借り換えの日数を短縮する方法を紹介します。

複数の金融機関に申し込む

住宅ローンの借り換えは複数の金融機関で検討し、審査も複数社で行ってもらいましょう。審査に落ちてから、次の金融機関を探していたのでは、借り換え成功までに何ヶ月もかかることになります。

なお、本審査に通過してもキャンセルすることは問題なく、もちろんキャンセル料なども不要です。

閑散期を狙う

新年度を機に住宅ローンに申し込む人が多いため、1月から3月は審査に時間がかかりやすいです。借り換えに日数をかけたくないのなら、この繁忙期は避けた方が無難です。

金融機関はカレンダー通りの営業ですので、祝日も長期休暇もない6月なんかは狙い目と言えます。

不備をなくす

提出書類の不備は、審査にかかる時間を大きく長引かせます。対面でなく郵送でやり取りをしていると特にそうです。

分からない点は面倒くさがらずに質問し、書類を提出する前には不備がないかをしっかり確認しましょう。

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