住宅ローンの借り換えは誰に相談すべき?4つの相談先のメリットとデメリット

家計の節約として人気がある住宅ローンの借り換えですが、いざ借り換えようと思ったときにどこに相談すればいいのか迷いやすいものです。

住宅ローンの借り換えの相談先はいくつかありますが、誰に相談するかで受けるアドバイスも大きく異なります。

この記事では、住宅ローンの借り換えを相談できる4つの相談先を紹介し、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。

住宅ローン借り換えのおもな相談先

住宅ローンを扱う金融機関はたくさんあり、様々な商品が存在します。

金利だけでなく、手数料や団信の保障内容もそれぞれ異なるので、借り換えるためには専門家に相談するのがおすすめです。

住宅ローンの借り換えを相談できるおもな専門家は、次の4つです。

 ① 現在の住宅ローンを組んでいる金融機関
 ② 借り換えたい住宅ローンを扱う金融機関
 ③ ファイナンシャルプランナー
 ④ モゲチェック

①現在の住宅ローンを組んでいる金融機関

住宅ローン借り換えの相談先としてまず挙げられるのは、現在の住宅ローンを組んでいる金融機関です。

借り換えにかかる費用や手順を教えてもらうことができます。

現在の住宅ローンを組んでいる金融機関で相談するメリット

現在の住宅ローンを組んでいる金融機関で借り換え相談すると、現在の住宅ローンの金利引き下げを提案してくれることがあります。

他の金融機関に借り換えられて利益を失うくらいなら、利益を減らしてでも継続してほしいのが金融機関の本音です。

わたし自身も住宅ローンの借り換えを検討したときに、住宅ローンを契約している銀行から金利引き下げ提案を受け、継続することにした経験があります。

金利引き下げにも手続きや手数料は必要ですが、借り換えに比べればはるかにラクで安く済ませることができます。

現在の住宅ローンを組んでいる金融機関で相談するデメリット

金融機関からすれば、他の金融機関に借り換えられたくはないですから、ほぼ間違いなく引き止められます。

しつこく引き止められたときにはっきりと断るのが難しかったり、気まずくなるのを恐れたりする人は、現在の住宅ローンを組んでいる金融機関との借り換え相談は避けた方が無難です。

②借り換えたい住宅ローンを扱う金融機関

借り換えたい住宅ローンが具体的に決まっているのなら、希望する住宅ローンを取り扱う金融機関に直接相談するのが一般的です。

借り換えたい住宅ローンを扱う金融機関で相談するメリット

借り換えたい住宅ローンを扱う金融機関で相談すれば、希望する住宅ローンについてくわしく説明してもらうことが可能です。

分からない点は質問して、不安を解消することができます。

借り換えたい住宅ローンを扱う金融機関で相談するデメリット

借り換えたい住宅ローンを扱う金融機関で相談すると、希望の住宅ローンについては詳しい説明を受けることができます。

しかし、他の金融機関でよりよい住宅ローンがあったとしても、それについては知ることができません。

③ファイナンシャルプランナー

お金のプロであるファイナンシャルプランナーも、住宅ローンの借り換えを相談する選択肢の1つです。

ファイナンシャルプランナーと相談するメリット

ファイナンシャルプランナーに相談すれば、住宅ローンの借り換えが現在の資金計画に合っているのか、将来のリスクや利益を考慮して総合的なアドバイスをしてくれるでしょう。

また、中立的な立場から複数の住宅ローンを提案してもらうことも可能です。

ファイナンシャルプランナーと相談するデメリット

ファイナンシャルプランナーとの相談には費用がかかるのが一般的です。

相談無料のファイナンシャルプランナーのほとんどは保険外交員なので、住宅ローンの適切なアドバイスはあまり期待できません。

④モゲチェック

モゲチェックとは住宅ローンのオンラインサービスです。

オンライン上で住宅ローンのプロに質問や相談ができ、アドバイスを受けられます。

モゲチェックで相談するメリット

モゲチェックでは数多くの住宅ローンを扱っているため、より自分に合った住宅ローンを見つけることができます。

諸費用等も考慮した上で、どれくらいの節約効果があるのかも分かりますし、複数の住宅ローンを比較するのも簡単です。

アドバイスをしてくれるのは、金融機関出身者や住宅ローン実務に携わってきた住宅ローンのプロ集団です。

普通なら高額な相談料が取られてもおかしくないのに、モゲチェックは利用料も無料です。

モゲチェックで相談するデメリット

モゲチェックでの相談はオンラインのみです。

対面でじっくり相談したい人には物足りないかもしれません。

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住宅ローン借り換えの相談先は複数でもOK

住宅ローン借り換えの相談先を、1つに絞る必要はありません。

気になる相談先が複数あれば、それぞれで相談をするといいでしょう。

相談先の立場によって意見も異なるかもしれませんが、それらを総合的に判断することで、後悔のない住宅ローンの借り換えができるはずです。

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