車は金食い虫です。
購入時に大きな金額が必要なのはもちろん、維持するのにもかなりの費用がかかってしまいます。
長く乗っていると、車そのものよりも維持費の方が高くなることがほとんどです。
貧乏で余裕がない人は、車を持たない方が賢明かもしれません。
しかし、お金がなくて維持費が払えなくても、車に乗りたい人はたくさんいます。
この記事では、貧乏で車の維持費が払えない人が自動車に乗る方法を紹介します。
車の維持費はバカらしいほど高い
日本で車を維持するには、バカらしいほど高い費用がかかります。
主な維持費には、次の5種類が挙げられます。
税金
車の維持費をイメージしたときに、真っ先に税金を思い浮かべる人は少なくないと思います。
車の維持に必要な税金は、自動車税と自動車重量税です。
自動車税は毎年春に納税通知書が送られてきて、5月末までに納めなければいけない税金です。
税額は車の排気量に応じて決められていて、排気量が多い車ほど税額も高くなります。
さらに新規登録から13年以上経っている車は税額が加算されてしまいます。
自動車重量税は払った記憶がないかもしれませんが、車検時に支払う税金です。
自動車重量税は排気量ではなく、車の重量に応じた税額を納めます。
自動車重量税も新規登録から13年以上で税額が加算され、18年以上でさらに加算されます。
車検・メンテナンス費用
日本では自家用車だと2年ごと(初回のみ3年)に車検を受けることが法律で決められています。
車検時には消耗した部品交換だけでなく、自動車重量税と自賠責保険料を支払うことが必須です。
車検以外にもメンテナンスは必要で、特にエンジンオイルはこまめに交換しないと車の劣化を早めることにもなります。
任意保険
車の任意保険は加入が義務ではありませんが、交通事故を完全に防ぐことはできないので、やはり加入しておくべきものです。
駐車場代
駐車場の費用は、人によって一番差が出る維持費です。
自宅に駐車場や大きな敷地があれば無料ですが、そういうスペースがなければ駐車場を借りなければいけません。
駐車場代は土地の値段に比例するので、田舎の不便な場所であれば安く済む一方で、都会や駅前などでは高額になり、場所によっては月額10万円以上の月極駐車場もあります。
燃料費
車を動かすには燃料が欠かせません。
走行距離が多い人にとっては、この燃料費が大きな出費です。
ガソリンや軽油は原油価格に左右されるので、原油が高騰すると負担も増えます。
電気自動車は充電時の電気代がかかりますが、ガソリン車よりもはるかに燃料費を安く抑えられます。
貧乏で車の維持費が払えないなら所有以外の方法を考えよう
車の維持費が払えないのなら、所有しないでも車を使える方法を考えていきましょう。
カーシェアリング
カーシェアリングは比較的新しいサービスですが、都会を中心に利用者が増えています。
会員登録しておけば気軽に利用することができます。
レンタカーとは違って15分などの短い時間での利用もできるため、普段の買い物などで使うのにも最適です。
急に車を使いたいときも、空いていればすぐに使うことができますし、24時間いつでも利用することができます。基本的には給油も不要です。
レンタカー
車の使用頻度は多くないけど、1回の使用時間が長い人はレンタカーの利用がいいでしょう。
普段は車に乗らないけど、たまにドライブ旅行や帰省をしたいという人は、カーシェアリングよりもレンタカー向きです。
カーリース
カーリースのメリットは、マイカー感覚で車を使えることです。
カーシェアリングやレンタカーは他の人も使いますが、カーリースであれば乗るのは自分たちだけです。
もちろん私物を積みっぱなしにすることもできます。
駐車場と定額料金は必要ですが、車検やメンテナンス費用がかからないプランもあります。
新車が月々1万円台~の定額料金で乗れるので、車の頭金がない人にもカーリースはおすすめです。
所有するなら自動車保険を見直して車の維持費を節約
経済的に厳しくても車を所有したいのなら、自動車保険の見直しは必ずしましょう。
自賠責保険は金額が決まっていますが、任意保険は見直すことで保険料を削減することが可能です。
任意保険は同じ補償内容であっても、保険会社によって保険料は異なります。
同じ補償内容で複数社の見積もりを取ることで、一番安い保険料を調べることができ、場合によっては5万円以上節約できることもあります。
車の維持が難しいときは売却も一つの手
お金がなくて、これ以上車を維持するのが難しいなら、車を手放すタイミングかもしれません。
愛車を少しでも高く売りたいのなら、高価買取のカーネクストがおすすめです。
状態のいい車はもちろん、10年落ちや10万㎞以上走行の車でも買い取ってくれます。
面倒な書類関係は代行してくれ、日本全国(一部離島を除く)どこでも車を引き取りに来てくれるため、手続きもラクラクです。
自動車税の還付手続きも代行してくれ、後日還付金を振り込んでくれます。
今すぐ売る気がなくても、とりあえず今の車の査定額を調べてみると参考になります。
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