郵便局の自動車保険ってどうなの?メリット・デメリット・評判 | スマネジ+

郵便局の自動車保険ってどうなの?メリット・デメリット・評判

郵便局でかんぽ生命以外の生命保険を販売していることはよく知られていますが、自動車保険も扱っているのを知っていますか。

今回は郵便局の自動車保険のメリット・デメリット、評判、おすすめの人やおすすめできない人などを紹介していきます。

郵便局は自動車保険の代理店

実は、郵便局では10年以上前から自動車保険を扱っています。とは言っても、郵便局が自動車保険を開発して販売しているわけではありません。

あくまで郵便局は、他の損害保険会社の自動車保険を取り扱う募集代理店です。

郵便局の自動車保険の特徴

郵便局の自動車保険の委託元は、以下の損害保険会社5社です。

・ あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
・ AIG損害保険株式会社
・ 損害保険ジャパン株式会社
・ 東京海上日動火災保険株式会社
・ 三井住友海上火災保険株式会社

これだけ聞くと、「郵便局では5種類の自動車保険を扱っているのかぁ、」と思いそうなところですが、そうではありません。

郵便局で加入できる自動車保険は1種類のみです。「保険会社が5社なのになぜ1種類の保険?」と疑問がわくところですが、これは、郵便局の自動車保険が損害保険会社5社での共同保険だからです。

共同保険とは

共同保険とは、複数の保険会社が1つの契約を分担して引き受ける保険です。共同保険にすることで、保険会社はリスクを分散させることができます。

郵便局の自動車保険は1種類のみですが、保険会社5社が割合に応じて責任を負っています。

契約者からすれば、保険契約は1つなのですが、その契約の責任や利益は5社の損害保険会社が分け合っているということです。

なお、郵便局の自動車保険は、幹事会社(分担割合が一番高くメインとなる保険会社)が東京海上日動火災保険株式会社なので、加入できるのは東京海上日動火災保険株式会社の「トータルアシスト自動車保険」になります。

郵便局の自動車保険のメリット

窓口となる郵便局は全国にある

郵便局の自動車保険のメリットは、代理店である郵便局が日本全国にある点です。国内であればどこに引っ越しても、窓口が近くにあるのは郵便局の強みです。

すべての保険の窓口を1本化できる

郵便局で他の生命保険などにも加入した場合は、窓口を1本化することができます。

郵便局を信頼している人であれば、生命保険も損害保険も投資も、お金のことはすべて郵便局にまとめてしまうことも可能です。

郵便局の自動車保険のデメリット

どこの郵便局でも加入できるわけではない

全国の郵便局の数は簡易郵便局を含めて23,630局ありますが(2022年12月末時点)、自動車保険を取り扱っている郵便局は全国で1,498局のみ(2022年10月1日時点)で、率にすると約6.3%に過ぎません。

郵便局は多いものの、自動車保険を扱う郵便局はあまり多くないのが現状です。

他の自動車保険と比較した説明をしてもらえない

郵便局の自動車保険は1種類のみです。

もちろん補償内容のアレンジは可能ですが、郵便局で説明を受けるときに他の自動車保険と比較して案内してもらうことはできません。

ダイレクト型の自動車保険よりも保険料水準が高い

郵便局の自動車保険は、代理店型の自動車保険です。

代理店を介して契約する代理店型の自動車保険は、担当代理店にも手数料を支払う必要があるので、インターネットや通販で直接加入するダイレクト型の自動車保険に比べて保険料が割高になります。

郵便局の自動車保険も、代理店である郵便局に手数料が入るため、ダイレクト型の自動車保険よりは保険料水準が高めです。

郵便局員の多くは保険のプロではない

郵便局の窓口で、郵便局員が保険を案内するのを見たことはありませんか。郵便局員の多くは、郵便業務をしながら保険販売をしています。

もちろん必要な資格を取ったり、研修を受けたりはしているはずですが、保険業務のみに特化した保険外交員に比べれば、知識や経験が少ないのは仕方ありません。

郵便局の自動車保険の評判

Twitterやブログ等で郵便局の自動車保険の評判を探してみましたが、これと言ったものが見当たりませんでした

。郵便局の自動車保険は取り扱う店舗が少ないこともあり、まだ認知度が低く、加入者はそれほど多くないのかもしれません。

郵便局の自動車保険がおすすめの人&おすすめできない人

郵便局の自動車保険がおすすめの人

何かあるときはいつでも窓口で相談したい人

郵便局は全国にあるため、地方に引っ越しても窓口での相談をすることができます。

疑問があるときは、インターネットや電話ではなく、対面で説明を受けたい人に郵便局の自動車保険はおすすめです。

郵便局が好きな人

民営化された今でも、郵便局への信頼が厚い人は少なくありません。

「郵便局に任せておけば安心」、「お金のことはすべて郵便局でお願いしたい」と考えている人なら、自動車保険も郵便局で加入するといいでしょう。

郵便局の自動車保険がおすすめできない人

保険料を抑えたい人

郵便局の自動車保険は代理店型の自動車保険なので、保険料水準は高めです。保険料を抑えたい人には、郵便局の自動車保険をおすすめできません。

保険料を抑えたい人には、ダイレクト型の自動車保険がおすすめです。各保険会社の保険料を比較して、安い自動車保険に加入した方がいいでしょう。

5万円以上安くなるケースも!

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