電気料金比較サイトのエネチェンジは、電気代の見直しツールとして多くの人に利用されています。わたし自身も電力会社を切り替えるときに利用する比較サイトは、エネチェンジです。
一方で、エネチェンジは怪しいのではないかと感じている人もいます。
この記事では、電気料金比較サイトのエネチェンジが怪しいのかどうか、評判・口コミ、デメリットなども紹介していきます。
エネチェンジとは？怪しい会社？
エネチェンジとは、老舗かつ国内最大級の電力とガスの比較サイトです。運営しているのはENECHANGE株式会社で、2020年に東証マザーズに上場、現在は東証グロース市場に上場しています。
わたしはこれまでに5回ほど電力会社を切り替えていますが、そのうち4回はエネチェンジを通して切り替えました。
これまで4回利用したわたしがエネチェンジに対して持つイメージは、とてもポジティブなものです。怪しい会社だとは感じたことがなく、電力会社の切り替えを行うなら絶対に利用すべきだとさえ思っています。
エネチェンジが怪しいと思われる理由
それでもエネチェンジに対して怪しいと感じる人がいるのには、2つの理由があると思います。
エネチェンジが怪しいと思われる1つ目の理由は、エネチェンジのことをよく知らないからです。ENECHANGE株式会社は上場しているとはいえ、設立されたのが2015年4月の若い会社です。メディアでも多数取り上げられてはいますが、やはりエネチェンジのことを知らない人もたくさんいます。
人間はよく分からないことに対して不安を感じるので、エネチェンジのことをよく知らない人は怪しいのではないかと感じるのかもしれません。
エネチェンジが怪しいと思われるもう1つの理由は、エネチェンジがとてもお得だからです。エネチェンジには、豊富な独自特典があります。電力会社を切り替えて電気代を安くできるのに、エネチェンジを通すと独自特典でさらにキャッシュバックなどがあります。
日本には「ただより高いものはない」ということわざがあるため、あまりにもお得すぎると何か裏があるのではないかと不安になり、エネチェンジを怪しいと思う人がいるのではないでしょうか。
しかし、その不安もエネチェンジのビジネスモデルを理解することで、解消することが可能です。
エネチェンジのビジネスモデル
エネチェンジは電力とガスの比較サイトですが、わたしたちがそれを利用して新たな電力会社やガス会社に申し込むことで、エネチェンジに紹介料が入る仕組みです。エネチェンジでは、その入ってくる紹介料の一部をキャッシュバックなどの独自特典に回しています。
そのためエネチェンジを利用すると、わたしたち利用者、電力会社・ガス会社、エネチェンジのすべてにメリットがあるビジネスモデルです。
エネチェンジの評判・口コミ
実際にエネチェンジを利用した人の評判や口コミを見てみましょう。
電力自由化後、頻繁に電力会社を乗り換えている人の口コミです。エネチェンジでの手続きが簡単でお得だから使い続けているのでしょう。
こちらの方もエネチェンジで頻繁に電力会社を乗り換えていました。キャッシュバックの金額が大きいので、それを目当てにしている人も多そうです。
エルピオの電力事業撤退で、キャッシュバック条件である10ヶ月の契約ができず、キャッシュバック対象外となっている人もたくさんいるようです。この件でエネチェンジを悪く言うツイートも散見されます。これはエルピオの問題で、エネチェンジを責めるのは筋違いのような気もしますが、確かにキャッシュバック目当ての人は悔しいでしょうね。
わたしはギリギリもらえてよかったのですが、キャッシュバック目当ての切り替えにはリスクもあることは想定しておく必要がありそうです。
エネチェンジのデメリット
評判や口コミがいいエネチェンジにも、デメリットがないわけではありません。エネチェンジのデメリットを解説します。
すべての新電力をカバーしているわけではない
エネチェンジでは、多くの電力会社の料金プランを比較することができますが、すべての新電力をカバーしているわけではありません。
2016年の電力自由化によって多くの企業が電力の小売り事業に参入し、現在では700社近くの新電力があります。そのうち、エネチェンジで紹介されている電力会社は90社前後です。エネチェンジでは比較できない新電力が600社近くもあるので、他にもっと電気料金が安いプランもあるかもしれません。
とはいえ、新電力には一部の地域でしか営業していない中小企業も多くあります。主要な新電力のほとんどはエネチェンジでカバーしているので、個人的にはそこはあまり気にしなくてもいいと思っています。
キャンペーン特典をもらうのに時間がかかる
エネチェンジの独自特典は、申し込んでから受け取るまでの期間が長いケースが多いです。
例えば、わたしが先日申し込んだソフトバンクでんきの「自然でんき」だと、開通後10ヶ月の電気料金が18,000円を超えると12ヶ月後に受け取ることができます。
申し込んでから1年後のキャッシュバックでは、エルピオ電気のように事業撤退でキャッシュバック対象外となるリスクがあります。
また、1年も後だとキャッシュバックのことを、忘れてしまう人もいるかもしれません。ただ、エネチェンジではキャッシュバックの条件を満たすとメールを送ってくれるので、その点は良心的です。それでも心配な人は、手帳やカレンダーにメモしておくといいでしょう。
エネチェンジを利用する3つの大きなメリット
エネチェンジなら電気料金の比較シミュレーションが手間いらず
エネチェンジを利用すれば、主要な電力会社の料金プランを簡単に比較することができます。これを地道に1社ずつ行うとなると、考えただけでイヤになるほどの手間です。
エネチェンジならいくつかの情報を入力すれば、電気料金がどれだけ節約できるかがすぐに分かるので、電気料金プランの比較がかなりラクになります。
エネチェンジ経由での電力切り替えはとても簡単
エネチェンジでは、希望する電力料金プランにその場ですぐに申し込むことができます。電力会社の切り替えであれば、必要な入力情報は検針票1つで十分。申し込み作業に必要な時間もわずか5分程度です。
現在契約中の電力会社の解約も、新しい電力会社が行ってくれるので、申し込み後に必要な手続きは何もありません（引っ越しなどでの新規契約の際は解約手続きが必要）。
エネチェンジを通しての電力会社切り替えは、めちゃくちゃ簡単です。
エネチェンジは独自特典が豊富でさらにお得
エネチェンジには、独自特典が豊富にあります。しかもその金額が結構な額で魅力的です。
昨年3月末に申し込んだエルピオ電気は、先日キャッシュバックのメールが届き、無事に23,000円をいただきました。
エネチェンジを使えば簡単に電気代が安くなるだけでなく、独自特典での臨時収入もあるのでとても助かっています。
まとめ
エネチェンジは電気料金を節約したい人にとっては、ありがたい存在です。様々な電力会社の料金プランを比較でき、申し込みも簡単に行うことができます。もちろんデメリットもありますが、メリットはそれ以上です。
エネチェンジにはキャッシュバックなどの独自特典も豊富でお得すぎるせいで、何か裏があるのではないかと怪しく思われることもありますが、これまで4回利用した人間としては怪しいと感じたことは一度もありません。
電気料金の節約を検討するのなら、まずはエネチェンジを利用するのがおすすめです。
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