テレビの電気代は1時間いくら?液晶と有機ELの消費電力を比較 | スマネジ+

テレビの電気代は1時間いくら?液晶と有機ELの消費電力を比較

家にいると、なんとなく付けてしまうテレビ。人によってはほぼ1日中つけっぱなしにしている人もいるかもしれません。

あまり電力は消費しなさそうなテレビですが、1時間当たりの電気代はいくらなのでしょうか。

この記事では、テレビの1時間当たりの電気代がいくらなのかを、液晶テレビと有機ELテレビで比較してみます。

テレビは家電の中で3番目に電力を使っている

電力をよく使う家電と言えばエアコンをイメージするかもしれませんが、一般家庭で電力を最も使っているのは冷蔵庫(14.2%)、2番目は照明器具(13.4%)、そして3番目はテレビ(8.9%)です。

冷蔵庫も照明器具もテレビも、1時間当たりの消費電力はエアコンより少ないものの、時期を問わずに毎日長い時間使うものなので、一般家庭の消費電力の多くを占めています。

【テレビの種類】液晶テレビと有機ELテレビは何が違う?

テレビと言っても液晶テレビ、プラズマテレビ、有機ELテレビ、ブラウン管テレビと、色々な種類があります。

ブラウン管テレビは現在使われておらず、プラズマテレビはもう生産されていないので、今回は液晶テレビと有機ELテレビを比較してみたいと思います。

液晶テレビの特徴

今の時代の主流のテレビが液晶テレビです。

液晶テレビは商品のラインナップが豊富で、有機ELテレビよりも価格は安くなっています。製品そのものの寿命が長く、有機ELテレビよりも長く使用できます。消費電力も有機ELテレビより少ないです。

テレビをコスト重視で選ぶなら、有機ELテレビよりも液晶テレビに分があります。

有機ELテレビの特徴

有機ELテレビはバックライトが要らないため、液晶テレビよりも本体が薄くて軽くなっています。画質は液晶テレビ以上に高画質で、応答速度も速いです。

テレビを性能重視で選ぶなら、有機ELテレビの方がいいでしょう。

【テレビの消費電力】電気代は1時間いくら?

テレビの消費電力は、有機ELテレビより液晶テレビの方が少ないのですが、1時間つけていた時の電気代は具体的にいくらぐらいになるのでしょうか。

今回は液晶テレビのBRAVIA XRJ-55X90Jと、有機ELテレビのBRAVIA XRJ-55A80Jで比較してみます。

どちらも2022年に発売されたSONYの4K対応テレビで、サイズは55インチです。

テレビの種類液晶テレビ有機ELテレビ
製品名 BRAVIA XRJ-55X90J  BRAVIA XRJ-55A80J 
消費電力208W347W
1時間の電気代5.6円9.4円
5時間の電気代28.1円46.8円
24時間の電気代134.8円224.9円
1kWh当たりの電気代は料金プランによって異なりますが、今回は27円/kWhで計算しています。

1時間であれば電気代は10円もしませんが、1日5時間程度使ったときの電気代は30円弱~50円弱です。思ったよりも電気代がかかっていると感じました。

今回比較したのは4K 対応の55インチですが、フルハイビジョンだと消費電力は少なく、8K対応だと消費電力は多くなります。サイズも小さいほど消費電力は少なく、大きくなれば消費電力も多くなります。

つまり、大きくて高性能の価格が高いテレビほど電気代が高くなり、小さくて性能がシンプルな価格の安いテレビほど電気代も安くなるということです。

テレビの電気代を安くする方法

それでは、テレビの電気代を安くするにはどうしたらいいのでしょうか。

テレビをつけっぱなしにしない

当たり前のことですが、テレビを見ないときには消した方が電気代は安くなります。

1時間当たりたかが数円と思うかもしれませんが、それも積み重なるとかなりの金額になります。まさに、「塵も積もれば山となる」です。

テレビにかぎったことではありませんが、家電を使用しないときは、基本的に電源を切った方が財布にも環境にやさしくなります。

テレビのオフタイマーを活用する

人によっては、テレビをつけっぱなしにしたまま朝まで眠ってしまうこともあるかもしれません。そういうことが頻繁にある人は、オフタイマーを積極的に活用しましょう。

オフタイマーを設定しておけば、テレビを見ながら眠ってしまっても朝までつけっぱなしになるのを防ぐことが可能です。

古いテレビは買い替える

家電の省エネ化は年々進んでいて、テレビも同様です。性能が同程度のテレビであれば、新しいテレビの方が消費電力は少なく、電気代も安くなります。古いテレビは買い替えを検討してもいいでしょう。

ただ、サイズを大きくしたり高性能にしたりすると、かえって消費電力が多くなって電気代が高くなる可能性がある点には注意が必要です。

電力会社を乗り換える

テレビの電気代を安くしたいのなら、電力会社を乗り換えて自分の生活スタイルに合った電気料金プランを契約しましょう。

2016年4月に電力小売の全面自由化になったことで、新電力とも契約できるようになりました。ほとんどの新電力は大手の電力会社よりも電気代が安いです。

ただ、700社近くもある新電力から、自分の生活スタイルに合った電気料金プランを選び出すのは簡単なことではありません。

そこでおすすめなのが、電気料金の大手比較サイト「エネチェンジ」です。いくつかの簡単な情報を入力するだけで、契約可能な電気料金プランと、そのプランに乗り換えた場合の節約額を表示してくれます。

さらにエネチェンジには独自の特典が満載で、キャッシュバックなどの案件がたくさんあります。わたしもこれまでにエネチェンジ経由で4回ほど電気料金プランを乗り換えていて、たくさんのキャッシュバックをいただいています。

エネチェンジで自分の生活スタイルに合った電気料金プランへ乗り換えれば、テレビだけでなく家庭全体の電気代を安くすることが可能です。

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