節水シャワーヘッドを使っていると、シャワーを止めているのに、ポタポタと水が漏れることがあります。節水したくて節水タイプのシャワーヘッドにしているのに、水漏れがあるのは気になるところですよね。
節水シャワーヘッドでの水漏れには様々な原因がありますが、シャワーヘッドの手元に付いている止水スイッチが影響しているケースもあります。
この記事では、節水シャワーヘッドでポタポタと水が漏れる6つのケースとその対応方法について解説していきます。
節水シャワーヘッド内部に残った水がポタポタ垂れているだけのケース
節水シャワーヘッドの散水板からポタポタと水が流れてくると、壊れているのかと思いがちです。
しかし、意外と多いのが、節水シャワーヘッド内部に残っている水がポタポタと垂れているだけのケースです。
これは普通の現象なので、何か対応する必要もありません。しばらくすれば、水のポタポタは止まるはずです。
このポタポタが気になる人は、シャワーを止めた後に節水シャワーヘッドを軽く振ってみましょう。軽く振ることで、内部に残った水が出てくるので、その後は水がポタポタと垂れてくることはありません。
また、シャワーヘッドの散水板を天井に向けてもポタポタは止まります。もしも、散水板を天井に向けても水があふれてくるようであれば、他の原因が考えられます。
手元の止水スイッチを使ってシャワーを止めているケース
節水シャワーヘッドの人気の機能に、止水スイッチがあります。水栓を閉めなくても、シャワーヘッドの手元にあるスイッチでシャワーを止められる便利な機能です。
節水シャワーヘッドの機種にもよるのですが、この止水スイッチを使って水を止めると、水が完全に止まらないで散水板からチョロチョロ出てくることがあります。
実はこれも故障ではありません。
止水スイッチでシャワーを止めても、水栓が開いていれば、ホースや節水シャワーヘッドに強い水圧がかかっている状態です。当然、強い水圧がかかっているとホースにも節水シャワーヘッドにも負担がかかります。その圧力を逃すためにあえて水を完全に止めない作りにしているのです。
この仕組みは、我が家で使っているアラミックにも採用されています。
これも故障ではないので対応の必要はありませんが、どうしても気になる人は、止水スイッチを使わずに水栓でシャワーを止めましょう。
なお、止水スイッチはあくまでも一時的なストップボタンです。浴室から出るときや、長時間シャワーを止めるときには、必ず水栓で止めるようにしましょう。
節水シャワーヘッド本体が壊れているケース
節水シャワーヘッド本体が壊れることで、水漏れが起こるケースもあります。
節水シャワーヘッドに限った話ではないですが、シンプルな物よりも、多機能なものの方が壊れやすいです。人気の機能の止水スイッチでは、ボタン部分から水漏れすることもあります。
他には節水シャワーヘッドを落としたりぶつけたりすることで、本体にヒビが入って水漏れするケースも。
これらのケースだと修理は難しいので、新たな節水シャワーヘッドを購入した方がいいでしょう。
シャワーホースが破損しているケース
節水シャワーヘッドと水栓とをつないでいるシャワーホースが劣化などにより、破損しているケースも考えられます。
シャワーホースも消耗品です。シャワーホースに穴が開いたり、裂けたりして水が漏れているのなら、そのシャワーホースはもう寿命ですので、新しいシャワーホースに交換が必要です。
シャワーホースの接続部分からの水漏れであれば、パッキンの劣化である可能性も高いので、パッキンを交換してみましょう。
接続部が緩んでいるケース
シャワーヘッド、シャワーホース、水栓の接続部からポタポタと水が垂れていて、パッキンに問題がないときは、単に接続部が緩んでいるだけの可能性もあります。
このケースの場合には、節水シャワーヘッド本体やナットなどを締め直すだけで改善できます。
水栓そのものが壊れているケース
これは節水シャワーヘッドとは関係なく、水栓そのものが壊れることで水が漏れているケースです。
水栓にはサーモスタットシャワー混合栓、シングルレバーシャワー混合栓、2ハンドルシャワー混合栓などの種類があります。それぞれの水栓によって使われる部品も異なりますが、よくあるのはパッキンや切り替え弁の劣化や破損です。
水栓のタイプによっては、マイナスドライバー1本でパッキンを交換できます。
ただ、DIYが得意な人以外は業者にお願いした方がいいかもしれません。費用はかかりますが、作業途中でよく分からなくなってしまったり、アクシデントが起きたりする可能性もあるので、プロである業者に依頼した方が安心です。
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