太陽光発電ローンは住宅ローンを借り換えて合算するのがお得! | スマネジ+

太陽光発電ローンは住宅ローンを借り換えて合算するのがお得!

電気代が高騰している今、太陽光発電で対応しようと考えている人もいるのではないでしょうか。太陽光発電の導入には大きな費用がかかるため、ローンを契約する人も少なくありません。

この太陽光発電ローンですが、住宅ローンを借り換えて合算するのがおすすめです。

住宅ローンを借り換えて、太陽光発電ローンと合算するメリットと注意点を解説していきます。

太陽光発電ローンとは

太陽光発電ローンは、太陽光発電を導入するときに利用できるローンです。ソーラーローンとも言われています。

太陽光発電の導入費用は、10年ほど前と比べてみるとかなり安くなりました。しかし費用が安くなったと言っても、そんな簡単に払える金額ではありません。

実際の費用は、太陽光パネルの設置容量や設置方法、屋根の形状や材質、メーカーによってもまちまちですが、一般家庭だと100万円~200万円の価格帯が多いようです。

余裕があれば現金一括もできる金額ではあるものの、ローンを組んで導入する人もたくさんいます。

住宅ローンを借り換えれば太陽光発電の導入費用を住宅ローンに合算できる

自宅に太陽光発電を導入する際、現在の住宅ローンから追加融資を受けることはできません。

しかし、住宅ローンを借り換えることで、太陽光発電の導入費用も住宅ローンに組み込むことができます。

太陽光発電ローンを契約するよりも、借り換えて合算してしまう方がおすすめです。

住宅ローンを借り換えて太陽光発電の導入費用も合算するメリット

金利を低くできる

太陽光発電ローンの金利は低く、1%台後半~3%くらいで設定されています。

しかし、住宅ローンの金利は太陽光発電ローン以上に低く、変動金利であれば0.5%以下もたくさんあります。

太陽光発電の導入費用を住宅ローンで借りられれば、太陽光発電ローンを組むよりも金利が低く、支払い額も安くすることが可能です。

長期の借り入れができる

多くの太陽光発電ローンの融資期間は、最長でも10年または15年となっています。それに対して住宅ローンは最長35年。

35年ローンを組んで10年後に太陽光発電を導入して借り換えた場合は、25年ローンを組むことができます。

返済期間が長期になれば、総返済額は増えるものの、毎月の返済額は少なくなり家計への負担は抑えられます。

ローンを一本化できる

太陽光発電の導入費用を住宅ローンに組み込むことができれば、ローンが一本化されるので管理もしやすくなります。

口座間での資金の移し替えの手間や、残高不足で引き落としができなくなるリスクも抑えられることでしょう。

団信の対象になる

フラット35等の一部を除けば、住宅ローンには団信が付いています。

団信とは団体信用生命保険の略で、返済期間中に契約者が亡くなったときに住宅ローンの残債分が金融機関に支払われる保険です。団信があれば、残された家族は住宅ローンを背負わずに住宅に住み続けることができます。

太陽光発電の導入費用を住宅ローンに組み込むことで、太陽光発電も団信の対象に含まれることになります。太陽光発電ローンには団信がないものもあるので、団信の付いている住宅ローンには安心感があります。

住宅ローンを借り換えて太陽光発電の費用を合算するときの注意点

住宅ローンを借り換えて太陽光発電の費用を合算することには、たくさんのメリットがありました。

しかし、メリットだけでなく注意点もいくつかあります。

後付けの太陽光発電の導入費用は住宅ローン控除の対象外

住宅取得時に太陽光発電が導入されていれば、太陽光発電設備も含めて住宅ローン控除の対象です。

しかし、住宅取得後に後付けした太陽光発電の費用は、残念ながら住宅ローン控除の対象外となってしまいます。

ちなみに、住宅ローンを借り換えても、条件を満たせば引き続き住宅ローン控除の恩恵を受けることができます。

太陽光発電ローンよりも住宅ローンの方が審査は厳しい

太陽光発電ローンも住宅ローンもまとまった金額の融資を受けるため、申し込んだ後に金融機関の審査があります。

太陽光発電ローンに比べて金額の大きい住宅ローンの方が、審査も厳しくなっています。

ローンの滞納、収入の減少、健康状態の悪化、直近での転職などがあると、希望する住宅ローンの審査に通らないかもしれません。

住宅ローンの借り換えには諸費用がかかる

住宅ローンの借り換えには、保証料や事務手数料等の諸費用が必要です。

諸費用は金融機関によって差があるのですが、借入額の約2%が相場となっています。2,500万円の住宅ローンであれば、諸費用は約50万円、大きな出費ですね。

住宅ローンの借り換えで太陽光発電が実質無料になることも!

住宅ローンの借り換えにかかる諸費用はバカになりませんが、それ以上に節約になる可能性があります。

今の住宅ローン金利はとても低く、0.1%台の住宅ローンもあります。

金利が高い時代に住宅ローンを組んだままの人は、住宅ローンを見直して借り換えることで数百万円の節約になることも。太陽光発電の導入と同時にうまく借り換えができれば、太陽光発電の導入が実質無料になるかもしれません。

今の住宅ローンを借り換えた場合にどれくらい節約になるのか、まずはシミュレーションしてみるのがおすすめです。

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