電気料金の値上げ対策!ラクに電気代を安くする4つの方法 | スマネジ+

電気料金の値上げ対策!ラクに電気代を安くする4つの方法

電気代が年々高くなっていると感じていませんか。

我が家では子どもの成長の影響もあるかもしれませんが、毎年5~10%上がっています。毎月支払う電気代は少しでも安くしたいところです。

この記事では、電気料金の値上げの理由を説明し、ラクに電気代を安くする方法を4つ紹介していきます。

電気代は年々値上がりしている

このところ、電気料金の値上がりを実感している人も多いかもしれません。その感覚は間違っていません。電気代の値上がりは、確かに事実です。

電気代が高くなっている理由には様々な要因が絡み合っていますが、おもな理由を3つ挙げてみます。

燃料価格の上昇

今の日本の発電割合は大半が火力発電で、その火力発電の燃料となるのがLNG(液化天然ガス)です。そのLNGの価格が世界情勢によって上昇しています。

新型コロナウイルスによるパンデミックで原油が減産されたことや、産油国であるロシアのウクライナ侵攻も燃料価格を上昇させています。

さらに、円安も電気代を高くしている要因の1つです。日本はLNGのほとんどを輸入でまかなっているため、円安だとLNGの円ベースでの価格が、より高くなってしまうからです。

原子力発電所の停止

東日本大震災での福島第一原発の事故をきっかけに、日本の原子力発電所は停止しています。発電コストの安い原発の停止も、電気代を高くする理由です。

再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上がり

再生可能エネルギー発電促進賦課金(以下、再エネ賦課金)は、再生可能エネルギーを普及させるための費用を消費者が負担するものです。この再エネ賦課金は年々上昇しています。

参照:資源エネルギー庁

平均モデルだと2012年には年間で700円弱だった再エネ賦課金ですが、2021年度には年間で1万円を超えています。この負担はかなり大きいですね。

ラクに電気代を安くする4つの方法

電気代を節約するにしても、常に細かいところにまで気を配って電気の使用量を切り詰めるのは苦しいことです。

今回は、勝手に電気代が安くなる仕組みを作って、ラクに節約できる方法を紹介します。

古い家電を省エネ家電に買い替える

古いものを長く使うことは素晴らしいことかもしれませんが、場合によっては損をすることもあります。古い家電は電力使用量が多いので、最新の省エネ家電に買い替えることで電気代を安くすることができます。

家電の中でも、電気使用量の多い家電を省エネタイプに切り替えるのが効果的です。

一般家庭で電気使用量が一番多い家電は冷蔵庫(14.2%)で、照明器具(13.4%)、テレビ(8.9%)、エアコン(7.4%)と続きます。電気使用量の多い家電というとエアコンを連想しがちですが、使う時期が限られているエアコンよりも、長時間使われる冷蔵庫・照明器具・テレビの方が年間での電気代はかかっています。

現在使っている冷蔵庫やテレビやエアコンの製造年が10年以上前の古い物であれば、最新の省エネタイプのものに買い替えてみてはどうでしょうか。特に省エネ化が著しいのが冷蔵庫とテレビなので、この2つが古いなら、買い替えで電気代が大幅に安くなることを期待できます。

照明をLEDにする

照明器具は数が多く、使用時間も長いため、家庭での電気使用量は冷蔵庫に次ぐ第2位です。

白熱電球をLEDの電球にすると、消費電力は80%~90%も削減することができます。LEDへの交換は節約効果が高いため、元を取るのも簡単です。

まだ照明器具をLEDにしていない人は、すぐにでも交換するのがおすすめです。

契約アンペアを見直す

電気料金体系は電力会社によって差がありますが、東京電力のような大手電力会社だと、契約アンペアによって基本料金が決まります。

 契約アンペア  基本料金(税込) 
10A286円   
15A429円   
20A572円   
30A858円   
40A1,144円   
50A1,430円   
60A1,716円   

1人暮らしであれば、30アンペアあれば足りることがほとんどです。それなのに50アンペアで契約していると、ムダに基本料金を払っていることになります。50アンペアから30アンペアに変更すれば、毎月572円、年間で7千円弱も電気代を安くすることができます。

契約アンペアの変更は基本的には無料です。賃貸住宅の場合は、管理会社や大家さんに確認してから変更しましょう。

なお、契約アンペアの変更は原則として1年契約です。季節ごとのように、頻繁に変更することはできませんので注意してください。

電気料金プランを見直す

電気代を一番安くできる方法は、電気料金プランを見直すことです。

かつては住む地域ごとに、契約する電力会社は決まっていました。北海道であれば北海道電力、関東であれば東京電力と決まっていて、それ以外の電力会社と契約することは不可能でした。

しかし、2016年4月の電力の小売自由化によって、多くの企業が電力事業に参入し、今はどの電力会社と契約しようが私たちの自由です。電気料金プランを自分の生活スタイルに合ったものに変更することで、月々の電気代を年間で数万円安くすることもできます。

電気の切り替え手続きは簡単

これまでに電力会社を切り替えたことのない人にとって、切り替えは面倒くさくてハードルが高く感じるかもしれませんが、実はとっても簡単です。

ほとんどの電力会社は、WEB申し込みで切り替えができます。用意するのは、検針票のみです。必要な情報はすべて検針票に記載されています。

自宅の電力メーターがアナログ式のものだと、スマートメーターへの切り替え工事が必要ですが、基本的に無料で立ち合いも不要です。

電気の切り替えは賃貸住宅でも問題なくできる

電気の切り替えは賃貸住宅であっても問題ありません。そもそも大家さんや管理会社相談する必要すらありません。

スマートメーターへの交換が必要でも、メーターの所有者は電力会社なので、やはり大家さんなどへの連絡は不要です。

どの電力会社に変更すればいいのか分からないならエネチェンジ

電力自由化後に参入した新電力は700社以上です。これだけの数があると、どれを選べばいいのか分からないですよね。

そんな時は電力比較サイトの大手であるエネチェンジを使いましょう。会員登録などをしなくても、いくつかの情報を入力するだけで、切り替え可能な電力プランをすぐに表示してくれます。一括で表示してくれるので、その電力会社だとどれだけ電気代が安くなるかも一目瞭然です。

わたしもこれまでに何回もエネチェンジを利用して、電気代を節約しています。エネチェンジは独自のキャッシュバックなどのキャンペーンも豊富です。エネチェンジを使えば、電気代が安くなるだけでなく、ちょっとしたお小遣いまでもらえる可能性があるので、とてもおすすめです。

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