自動車保険の無駄をカット!保険料を安くするポイント&節約術 | スマネジ+

自動車保険の無駄をカット!保険料を安くするポイント&節約術

補償内容はよく分からないけど、なんとなく自動車保険に加入していませんか。保険代理店やディーラーから勧められたままの自動車保険に加入していませんか。そのような人は、無駄に保険料を払っている可能性大です。

この記事では、自動車保険の無駄をカットし、保険料を安くする節約術を解説していきます。

搭乗者傷害保険を見直す

搭乗者傷害保険と人身傷害保険は、どちらも契約車両に乗っている人が補償対象になる保険です。

搭乗者傷害保険は実際の損害額が支払われ、人身傷害保険は契約で決められている金額が支払われるので、まったく同じ補償ではないのですが、とても似ています。

搭乗者傷害保険は、人身傷害保険の上乗せ補償と考えても差し支えありません。補償を充実させたいのなら搭乗者傷害保険に加入すればいいのですが、必要最低限でいいと考えているのなら、搭乗者傷害保険を外すことで保険料を抑えることが可能です。

車両保険を見直す

車両保険は自分の車の修理費用などが補償される保険です。

事故に遭って車が故障したときにはありがたい補償ですが、車両保険を付けると保険料は大きく上がります。ケースバイケースではありますが、車両保険を付けると保険料は1.5~2倍くらいになるように感じます。

車両保険に加入していても、修理費用が必ず全額補償されるわけではなく、契約車両の時価が限度額です。年数が経っている車だと時価も低くなっているので、十分な補償金額を設定できないこともあります。

また、ちょっとした修理で車両保険を使っていると、ノンフリート等級が下がり、保険料が上がってしまうのもデメリットです。

これらを踏まえて、車両保険が必要かどうかを考えてみましょう。

車両保険が必要だと判断した場合も、一般型だけでなくエコノミー型も検討してみる必要があります。エコノミー型だと自損事故や当て逃げ、自転車との接触などは対象外ですが、保険料は一般型よりも抑えられます。

使用目的を見直す

自動車保険に加入する際には、「日常・レジャー」、「通勤・通学」、「業務」の3つの中から使用目的を選択する必要があります。

車の使用目的は、保険料にも影響を与えます。使用頻度が高くなる「業務」は一番保険料が高く、次に「通勤・通学」、一番保険料の安いのが「日常・レジャー」です。

転職や就職、進学のような生活の変化があると、車の使用目的が変わることがあります。たとえば、これまでは通学で車を使っていたけど、就職先への通勤では車を使わなくなった場合、使用目的は「通勤・通学」から「日常・レジャー」になり、保険料は安くなります。

使用目的が変更になったときは、忘れずに届け出ることが必要です。

なお、保険料を安くするために使用目的をごまかすと、告知義務違反となって補償が受けられない可能性があります。絶対にやめましょう。

運転者限定や年齢条件を見直す

運転者限定特約とは、補償対象となる運転者を限定する特約です。よくあるのが、「本人限定」、「本人・配偶者限定」、「家族限定」、「限定なし」の4種類です。

補償対象となる運転者が限定されるほど、事故のリスクは低くなるので保険料は安くなります。運転者を限定しない「限定なし」にすると、保険料もかなり上がります。

自分しか運転しないときには「本人限定」、夫婦のみのときは「本人・配偶者限定」、家族のみ(未婚で別居の子も含む)であれば「家族限定」を選びましょう。対象者以外が運転するときには、運転者限定を変更したり、スマホやコンビニで加入できる1日保険を活用したりするのも手です。

年齢条件とは、補償対象となる運転者の年齢を限定する特約です。区分は保険会社によっても異なるのですが、「全年齢補償」、「21歳以上補償」、「26歳以上補償」、「30歳以上補償」、「35歳以上補償」などがあります。

運転免許証を取得して日が浅い若い人は交通事故のリスクが高いため、保険料も高くなります。40代の夫婦のみが運転する車を「全年齢補償」にしてしまうと、無駄に多くの保険料を払うだけです。

運転者の年齢に合わせた年齢条件を選ぶことで、無駄な保険料をカットすることができます。

補償の重複がないかをチェックする

家庭内で複数の車を所有していると、補償が重複することがあります。

人身傷害保険には「契約車両搭乗中のみの補償」と「他の車への搭乗中や歩行中の自動車事故も補償」の2つのタイプがあります。

当然、「他の車への搭乗中や歩行中の自動車事故も補償」する人身傷害保険の方が保険料は高くなるので、1台が「他の車への搭乗中や歩行中の自動車事故も補償」の人身傷害保険に加入したら、家庭内の他の車は「契約車両搭乗中のみの補償」を選ぶことで保険料の節約になります。

弁護士特約、個人賠償責任保険、ファミリーバイク特約も補償が重複しやすい特約です。これらの特約を複数の自動車保険に付加しても、その分保険金が多く支払われるわけではないので、重複しないように気を付けましょう。

安全運転を心がける

安全運転を心がけてゴールド免許になれば、ゴールド免許割引を受けることができます。カーナビやドライブレコーダーで運転情報が保険会社に送られるテレマティクス自動車保険であれば、安全運転をすることで保険料が安くなります。

そもそも保険料の割引以前に、安全運転は車を運転するすべての人にとって重要です。常に心掛けましょう。

保険料を年払いにしてクレジットカード払いにする

自動車保険の保険料の支払いは、年払いでクレジットカード払いにするのがベストです。

年払い保険料は、月払い保険料12ヶ月分よりも安く設定されています。保険料をクレジットカードで支払えば、その分のポイントが付くので、わずかですが実質保険料を下げることができます。

保険会社を見直す

自賠責保険の保険料はどの保険会社でも一律ですが、自動車保険(任意保険)の保険料は保険会社によってまちまちです。補償内容や各種条件が同じであっても、保険料に開きがあります。

一般的には、代理店型の自動車保険よりも、ネットや通販で加入できるダイレクト型の自動車保険の方が保険料は安いです。年間で数万円の差が出ることもあります。

試しに複数の保険会社の見積もりを一括で取ってみれば、保険料がどれだけ安くなるのかを知ることができます。

5万円以上安くなるケースも!

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