自動車保険を使わずに更新を続けていると、ノンフリート等級は上がっていき保険料も安くなっていきます。ノンフリート等級の最高ランクである20等級になると、保険料もかなり割り引かれます。
この記事では、20等級になってから自動車保険を見直して乗り換えても安くなるのかどうか、くわしく解説していきます。
自動車保険の割引制度「ノンフリート等級」
自動車保険には、ノンフリート等級という割引制度(場合によっては割増)があります。
ノンフリート等級には1等級から20等級まであり、通常は6等級からのスタートです。1年間無事故で保険を使わなければ更新時に等級は1つ上がり、事故で保険を使うと等級は3つ下がります(等級が1つしか下がらなかったり、まったく下がらなかったりするケースも中にはあります)。
自動車保険の保険料が無事故の人ほど安くなるのは、このノンフリート等級があるおかげです。
20等級は一番割引率が高い
ノンフリート等級の割引率が一番高いのは、最高ランクである20等級です。
割引率は保険会社によって多少の誤差があるかもしれませんが、20等級の割引率は63%にもなります。本来10万円の保険料であれば、6.3万円割り引かれて3.7万円にまで安くなる計算です。
自動車保険の節約には、無事故を継続することが重要であることがよく分かります。
等級は乗り換え先の自動車保険にも引き継ぎされる
ノンフリート等級は、自動車保険を他の保険会社に乗り換えても引き継がれます。乗り換えをしたからと言って再度6級からスタートすることはありません。
20等級の自動車保険を無事故のまま乗り換えれば、乗り換え先の自動車保険も20等級として保険料が割り引かれるので安心してください。
20等級の自動車保険を見直して保険料は安くできる?
ノンフリート等級が20等級で大きな割引を受けていても、他社の自動車保険に乗り換えて保険料を安くできる可能性はあります。なぜなら、自動車保険の保険料は保険会社によって異なるためです。
強制保険である自賠責保険はどの保険会社で加入しても保険料は同一ですが、任意保険である自動車保険は保険会社ごとに保険料を設定しています。そのため、補償内容が同じ自動車保険だとしても、保険会社を変えることで保険料を安くできる可能性があるのです。
自動車保険料を安く抑えたいのなら、自動車保険の見直しは必ず行ないましょう。
自動車保険を乗り換える際の注意点
自動車保険の見直しは保険料の節約に欠かせませんが、いくつか注意点があります。
ノンフリート等級を引き継ぐための条件
ノンフリート等級は他社の自動車保険に乗り換えても引き継ぎできると説明しましたが、そのための条件を満たすことが必要です。
当然ですが、赤の他人やまったく関係のない車に引き継ぐことはできません。特に気を付けなけなければならないのは、乗り換えるタイミングです。7等級以上の等級で乗り換える場合は、前契約の補償終了日の翌日から7日以内に新しい自動車保険の始期日を迎える必要があります。
前契約の解約や満期終了の翌日から8日以上経つと、再度6等級からスタートとなってしまうので要注意です。
一般的に、自動車保険の乗り換えは補償が途切れないように行うのがベストです。
乗り換えるタイミングによってはノンフリート等級のマイナス要素に
無事故でノンフリート等級が上がるのは満期を迎えるときです。
契約期間の途中でも他社の自動車保険に乗り換えることはできますが、等級が上がるのは乗り換えた自動車保険の満期時です。そのため、ノンフリート等級の上がるタイミングが、本来よりも遅くなってしまいます。
なお、現在20等級であればそれよりも上の等級はありませんので、このデメリットは気にする必要がありません。
逆に事故で保険を使っていたら、満期を迎えていなくても自動車保険の乗り換え時にノンフリート等級は下がってしまい、保険料が上がるタイミングは早まってしまいます。
基本的には、満期のタイミングで自動車保険を乗り換えるのがおすすめですので、その1,2ヶ月前から見直しをするといいでしょう。
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