住宅ローン借り換えがもたらす10のメリット | スマネジ+

住宅ローン借り換えがもたらす10のメリット

住宅ローンの借り換えは、手間と労力がかかる面倒なことと思われがちです。さらに諸費用もかかります。

他にもデメリットはありますが、それでも借り換えをする人が多いのはなぜでしょうか。それはもちろん、住宅ローンの借り換えにはデメリット以上にメリットがある人が多いからです。

今回は、住宅ローンの借り換えがもたらす10のメリットを紹介します。

住宅ローン借り換えのメリット

総返済額を削減できる

住宅ローン借り換えの一番のメリットは、なんと言っても総返済額の削減です。借り換えをするほとんどの人が、この総返済額の削減による節約が主な目的です。

今の日本はめちゃくちゃ低金利なので、住宅ローン金利も最低水準。変動金利だと適用金利が0.2%台の住宅ローンまであります。固定金利でも10年~15年前と比べると1%以上金利は下がっています。

住宅ローンは金額が大きく返済期間も長いので、わずか0.1%の差がトータルでは数十万円の違いになります。金利差が1%もあれば、支払額を数百万円単位で削減して節約できる可能性があります。

月々の返済額を減らすことができる

生活費や子どもの教育費などで月々のやりくりが厳しくて、とりあえず今の支払い額を減らしたいと思っている人も多数いることでしょう。住宅ローンの借り換えで金利を下げることができれば、月々のローン返済額も減らすことができます。

返済期間を変更できる

住宅ローンを借り換えれば、返済期間も変更することが可能です。余裕がある人は返済期間を短縮し、日々のやりくりがきつい人は返済期間を延ばすことができます。

ただ、新規で借り入れた時から35年を超える返済期間は設定できないので、注意しましょう。

団信の内容を変更できる

住宅ローン契約者の死亡時や高度障害時に、残債を支払ってくれるのが団信(団体信用生命保険)です。団信は住宅ローンの契約時に同時に申し込みますが、契約後に特約などの内容変更をすることはできません。

「やっぱりあの特約を付けておけばよかった!」なんて時には、借り換えをすることで団信の特約内容を充実させることが可能です。

金利タイプを変更できる

住宅ローンの借り換えでは、変動金利→固定金利、固定金利→変動金利というように金利タイプを変えることができます。家計や経済の状況を見ながら、自分に合った金利タイプを選べるのは、借り換えの大きなメリットです。

リフォームローンを一緒に借りられる

住宅のリフォームには大きな金額がかかります。そのためリフォーム時にローンを組む人もいるのですが、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高いです。

そんな時はリフォーム費用も含めて借りられる住宅ローンに借り換えるのがおすすめです。リフォーム費用が低金利で借りられ、ローンを1本にまとめることができます。

現在の住宅ローン金利を下げてもらえることもある

これは借り換えそのもののメリットではなく副産物ですが、住宅ローンの借り換えを進めていると、現在の借入先がローン金利を下げてくれることがあります。金融機関からすれば、他の金融機関に借り換えられるなら利益を減らしてでも継続してほしいのが実情です。

実際にわたしも、以前に住信SBIネット銀行の住宅ローンに借り換えようと動いていたところ、現在の銀行からローン金利を下げるのでと引き留められた経験があります。

保証人を外せる

今の住宅ローンでは保証人を設定せずに保証会社を使うことが多いのですが、ペアローンや収入合算などで保証人が必要なケースもあります。借り換え方法によっては、その保証人を外すことも可能です。

夫婦の収入合算で夫が住宅ローンを組んで妻が保証人になるケースだと、借り換え時に収入合算せずに夫のみの収入で審査に通れば妻を保証人から外すことができます。

金融機関を変えられる

住宅ローンの借り換え先は、現在の借り入れ先とは異なる金融機関になるのが一般的です。

給与振込口座がある銀行、家や職場の近くの銀行、ネット上で繰り上げ返済もできるネット銀行など、自分の都合に合わせて金融機関を選ぶことができます。

新たな金融機関とのパイプができる

住宅ローンを借り換えることで、新しい金融機関との付き合いが始まります。会社経営者、自営業者、不動産投資などで借り入れをしたいと考えている人にとっては、住宅ローンの借り換えをきっかけに、新しい金融機関とつながって信頼関係を築くチャンスにもなります。

住宅ローンの借り換えにどれだけのメリットがあるかを考えよう

住宅ローンの借り換えによる10のメリットは、すべての人に当てはまるものではありません。自分にはどれだけのメリットがあるのかを考えてみましょう。

借り換えが節約目的であったとしても、節約できる額が30万円と300万円では、メリットの大きさがまったく違います。自分が借り換えたら、どれだけ支払い額を削減できるのか、まずはシミュレーションしてみましょう。

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